実はプロ入団時投手だった打者!
こんばんわ! 今回は、プロ入り時は投手として入団したものの、打撃センスを買われ、打者へと転向し大成功を遂げたプロ野球選手を紹介していきたいと思います。
まずはこちら💁♂️
ロッテ(1994~現在)
福浦和也選手
「 幕張の安打製造機」こと福浦選手です。
そんな福浦選手は1993年のドラフト7位で千葉ロッテマリーンズに入団しました。当時、福浦選手はあまり有名ではない高校球児であったからかその年のドラフト会議の最終指名者として指名されました。(それもこの年から本拠地が千葉に移動するため、地元の習志野高校出身の福浦選手を千葉ロッテマリーンズに入団させることで地元民の評価を上げるためでもあったという話もあります。)
プロ入り後、投手として一軍登板もないまま鳴かず飛ばずの生活を送っていました。(1996年までの3年間はずっとファーム暮らし。同期入団の松井稼頭央選手はもうすでに西武のスタメンを勝ち取っていた。) すると94年のシーズン中頃に当時の二軍打撃コーチの山本功児さんの勧めもあり、打者へと転向。その後ゆっくりではあるが、メキメキと打撃センスが開花していきました。
1997年、ついに一軍デビューを果たしました。初の一軍戦でスタメンであり、しかもその日にプロ入り初安打を放ちました。この一軍デビュー以降はファーストのスタメンを見事に勝ち取りました。
2001年には打率.346で首位打者を獲得しました。福浦選手はあまり足が速くないため、内野安打がほとんどなく、クリーンヒットが多い打者です。それで.346は相当高い数字だと思います。
2018年、ついに2000本安打を達成しました㊗️
42歳と9ヶ月での達成でした。本当に長い間コツコツと安打を積み重ねて達成した大記録です。福浦選手は今でも試合が終わると筋トレをしたり、動体視力のトレーニングなどを欠かさずに行なっているらしいです。
来年、2019年も現役を続けることが決定しており、松井稼頭央選手が引退したのでNPB現役最年長野手となっております。これからもぜひ安打製造機として活躍してほしいですね!
続いて••
ヤクルト(2003~現在)
雄平選手
続いて、ヤクルトの雄平選手です! 雄平選手は今やヤクルト打線で3割を打てるバッターとして貴重な存在です。そんな彼も元々プロに入団してからはしばらく投手でした。
2003年のルーキーイヤーから一軍登板を経験し、5勝を挙げるも、防御率5.03、暴投がリーグ最多の12 と制球が安定していませんでした。その後も一軍と二軍を行ったり来たりする生活が続き、2009年のオフに打者への転向を決めた。(高校通算で36本塁打放っているなど、打撃センスは元々ヤクルト首脳陣に買われていた)
2010年、2011年は一軍の試合に出場することはなかったが、ついに2012年、野手として初めて一軍の試合に出ました。13年はケガもあり出場することも少なかったが、2014年からはレギュラーに定着。その年、141試合に出場し、本塁打23本、打点90、打率.316と立派な成績を収めました!
その後もコンスタントに3割前後の成績を残し続け、今やヤクルト打線に欠かせない存在となっています。ちなみに雄平選手のスイングスピードは160キロ。現在の日本人のスイングスピードランキングでは第3位です。相当早いです。(1位は柳田選手の163キロ)
この福浦選手と雄平選手はプロ入り時、元々投手だったとは思えないほど打者として活躍しています。それを見抜くチームの首脳陣達も凄いと思います。今後も大谷選手のような二刀流選手は出てきて欲しいですね。