医者の卵🥚の日常

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【CBT試験】QB(クエスチョンバンク)の勉強法! 

 

ど^^も。

 

3ヶ月前くらいにCBT攻略法について私の勉強法などを紹介しました。

しかし、その時にあまりQBについて触れていなかったかな、と思い改めて別に紹介します。

 

その時の記事はこちらです!

 

www.doctoregg.work

それでは今回はQBの巻別に紹介していきます。

 

Vol.1の詳細

Vol.1は一言でまとめると、医学の基礎についての問題集です。

 

Vol.1の中身とそのCBTへのおよその出題率を見てみましょう。

 

A : 基本事項(出題率4%)

B : 医学・医療と社会(出題率8%)

C : いわゆる基礎 生理・生化・薬理など(出題率20%)

 です。

 

範囲Aは、Vol.1に100問弱含まれています。

この範囲は医者としての理念や、常識的に考えたら解けるだろう、という問題ばかりなのでスイスイ解いていけると思います。

 

範囲Bも、Vol.1に100問程度含まれています。

この範囲は、保健医療・社会医学の範囲となっていますので、授業でまだ習っていない学生にとっては難しいと思いますが、すでに習っている学生たちはスイスイ進むでしょう。

 

 

問題なのは範囲C。。。

私が本番で最も点数が悪かった範囲です。

この範囲は、病理学・発生学・生理学・生化学・ウイルス学・細菌学などなど、2年生で習った範囲の詰め合わせです。

合計で500問以上あります。私にとっては苦行でした。

 

いかに2年生を真面目に過ごしたかで、この範囲の進み具合は変わってきます。

私の場合、発生学や病理学を2年生の頃適当に流していたので、いざこの範囲を解こうとすると、全くわからない。。。。という状況に。

結局この2つの範囲は本番までに間に合わず散々でした。

 

この範囲Cはとりあえず暗記ゲーです。

ただひたすら覚えるだけです。考えることはない。ただ覚えるだけ。

なので勉強していても全然面白くありません(笑)

2年生をサボってしまった学生たちにとって、1週目のこの範囲は気合いで乗り切るしかありません。。。

 

 

Vol.1をまとめると、

 

範囲Aは余裕。

範囲Bは授業で習えば余裕。

範囲Cは2年生時の授業態度によって大きく左右される。

 

てな感じです!

 

Vol.2の詳細  

Vol.2からは臨床系に入ります。

ここからは解いていて勉強になるなぁと感じるようになることでしょう。

Vol,2はQBの中でも最も重みのある範囲となっていますので頑張りましょう。

 

Vol.2の範囲は、血液・脳神経・皮膚・整形・循環器・呼吸器・消化器・腎臓・生殖器・妊娠分娩・乳房、となっています。

 

血液は50問程度、標本の血球の形から病気を類推する問題が特徴的。

脳神経は150問程度、この巻の第一の山場。覚えることも多いし、神経の伝達経路もややこしく、また脳のMRIから病気を類推したり、とにかく重い範囲。

皮膚は60問程度、この範囲は比較的楽。皮膚病変の写真を見て病気を類推したりする。

整形(運動器)は70問程度、この範囲も楽。画像問題も今までも多く出題されているが、年齢や部位からその診断がしやすいので比較的楽である。

循環器は130問程度、この巻の第二の山場。心電図がネック。病気が見えるを用いたりして、しっかりと頻出の心電図は読み取れるようにしておこう!

呼吸器は80問程度、胸部X線写真から病気を類推するのはCBTレベルでは楽。あとは換気障害や肺がんの分類などを覚えていく。

消化器は120問程度、量は多いが、結構覚えやすい範囲なので比較的スイスイと進むと思います。

腎臓(腎・尿路系)は70問程度、腎臓のどの部位からどの物質が吸収され放出されるのかを分けて覚えるのが大変だが、それ以外は案外楽である。

生殖器〜乳房は合わせて140問程度、この範囲は楽。スイスイ進みます。びっくりするくらいスイスイ進みます(笑)

 

「病気が見える」はだいたいみなさんお持ちになっているでしょうが、マイナー科目はまだ「病気が見える」では発刊されていません。なので私はこちらを用いました。

CBT・医師国家試験のためのレビューブック マイナー 2019-2020

CBT・医師国家試験のためのレビューブック マイナー 2019-2020

  • 作者:国試対策問題編集委員会
  • 出版社:メディック メディア
  • 発売日: 2018年09月22日

マイナー科目はこの本一冊で十分です!

CBTレベルなら他の参考書は必要ないです。

この本には皮膚病変の画像や、骨のCT像など、

ネットでは調べきれない情報が載ってあるので非常に参考になりました!

Vol.3の詳細 

Vol.3の範囲は内分泌・眼科・耳鼻科・精神科・感染症・腫瘍・免疫アレルギー・小児・法医学・診療の基本に分かれています。

 

Vol.3の臨床系は、内分泌が70問程度、感染症が90問程度あるくらいで、他の臨床の範囲はちょいちょいしかありません。

診療の基本の範囲は覚えるだけなのでスイスイと進むと思います。

 

 

Vol.4の詳細 

Vol.4は多選択肢問題4連問型問題に分けられております。

 

多選択肢問題は6つ以上の選択肢から1つの答えを選ぶ問題ですが、Vol.2とVol.3をしっかりとやり込めば解ける範囲であるので、あまり本格的にやる必要はないと思います。(心配な人は少し解いてみてください。やらないで良い理由が分かります。)

 

4連問型問題は、Vol2.とVol.3をやり込んでいたとしても、少しは必ず解いてみてください!!

4連型問題は一つの症例に対して4問が連続で出題されます。特徴的なのは、解答すると症例文に続きが現れ、前の問題には戻れない、というところです。

解いていくうちに、どんどん問題文が増えていき、自分の間違えに気づくのですが、そこは落ち込まずに続きを解いていきましょう。

各症例の1問目は情報量が少ないので難しいです。慣れが必要です。

なので、4連型問題はしっかりと目を通しておいてください!!

 

 

Vol.5の詳細

これは最新の復元問題となっていますが、手をつけなくても全然構いません。

というか、ほとんどの学生がこの巻には手をつける余裕がないだろうと思います。

Vol.1Vol2Vol.3がほぼ完璧で、時間が余って力試しをしたい!という学生などは解いてみても良いかもしれません。

ちなみに私はこの巻を購入はしましたが完全ノータッチでした(笑)

 

 

QBの勉強法はこんな感じです。

また追加したい情報などがあったら随時追加していきます!

 

 こちらの記事も合わせてどうぞ〜。

www.doctoregg.work