【医学生の就職活動】研修先の病院探しのコツ!(病院説明会へ行くべし!)
ど^^も。
今回は、【医学生の就職活動】研修先の病院探しのコツ!(病院説明会へ行くべし!)
を紹介していきたいと思います。
医学生の皆さんは、もちろん研修先の病院を自分で決めなければなりません。
勝手に病院側が自分をスカウトしてくれるわけではありません。
大学受験までは親も手助けしてくれていましたが、病院探しは1から自分だけでしなければなりません。
自分の大学のある都道府県の病院なら、情報がある程度入ってくるのですが、他県の病院を探そうとすると一苦労です。
そこで、今回は私の経験も踏まえて、研修先の病院探しのコツを紹介しましょう!
医学生の就職活動を甘くみてはいけない!!
医学部に入りたての学生や、医学部を目指している学生からしたら、国試にさえ受かったら病院なんてどこでも働けるわ〜、と考えているかもしれません。
がしかし、現実はそこまで甘くはありません。
しっかりと対策をしなければ自分の行きたい病院には行けません。
ましてや人気病院などは、対策をしても受からない場合もあります。
初期研修は医師にとって非常に大切な時期です。
自分のやりたい事ができる病院で研修するのが一番良いです。
自分にぴったりの病院で働けるようになるためにも、学年の若い時期から対策しておくことをオススメします。
まずは自分がどんな研修生活を送りたいか考えよう!
自分はどんな研修生活を送りたいですか?
研修医の時から超ハードでものすごい量の症例を見たい、という人もいれば、
休みもきちんとあるが、最低限の症例は見たい、という人もいれば、
症例なんてどうでもいいからとりあえずのんびり研修したい、という人もいるでしょう。
そうした将来の展望をあらかじめ考えておきましょう。
自分にあった病院探しはもうすでに頭の中で始まっていますよ!
いつから病院探しを始めたらいい!?
これは、どの都道府県の病院を探すかに少しは左右されると思いますが、大体4年生の夏頃から探し始めるのがベストだと思います。
大学のある県の病院ならば、実習なども含めてある程度情報が入ってくると思いますが、他県の病院の情報はおそらく全然入ってきません。
そこで活用して欲しいのが、病院合同説明会です。
これも数種類ありますが、最も規模が大きいものはレジナビフェアでしょう。
レジナビフェアは、1年を通じて、九州から東北にかけて開催されますが、やはりその中でも注目されるのが大阪会場・東京会場でしょう。
大体500病院以上は参加されますので、様々な病院の情報を聞くことができます。
4年生の間に病院合同説明会に1回は行っておくことをオススメします。
病院合同説明会で聞くべきこと
説明会に初めて行った時は、何をすれば良いかわからないと思います。
そこで聞いておくべきポイントをいくつか紹介します。
研修プログラム
研修プログラムは各病院で様々です。
整形に力を入れている病院もあれば、救急に力を入れている病院もあります。
また、自由に研修したい科を選べる期間が半年以上ある病院もあります。
研修プログラムを知っておくことは大切です。
お給料
たいせつですね〜。
高ければやる気が出ます。
基本月給も大事ですが、当直代もよく見ておきましょう。
また、残業手当がゆるゆるの病院もあればキツキツの病院もあります。(この情報は研修医しか言ってくれないと思うので、研修医と話せれば聞いておきましょう。)
土日の勤務日数
病院によっては土日も出勤してこき使われるところもあります。
さすがに1週間丸々仕事は大変ですよね。
せめて日勤が月4ほどの病院を探しましょう。
オンオフも大事だと思います。
長期休み
夏休み・正月休みなど、長期休みは大切です。
夏休みならば、土日を合わせれば10連休なども夢ではありません。
夏休みは3日しかもらえない病院もあれば、10日程度もらえる病院もあります。
きちんと確認しておきましょう!
病院の試験について
マッチングに参加するためには、その病院の試験を受けなければなりません。
筆記試験・小論文・面接の3つのどれかは必ず課されます。
病院によっては面接だけのところもありますが、 個人面接・集団面接の両方を課す病院もあります。
筆記試験の場合は研修医が過去問を持っている場合が多いので、聞いてみるのも良いと思います。
病院説明会へ行った後
病院説明会へ行き、いくつか自分が働きたい病院をピックアップできたことでしょう。
次は、病院見学です。
見学したい病院とメールでアポを取って見学の日程を決めていきます。
基本的には、5年の夏に見学を始める学生が大半ですが、4年生から始める学生も年々増えてきています。
しかし早すぎると、何にも医学知識がないので、何を見学すればいいのか全く分からず意味のない見学になってしまうので、せめてCBT試験・OSCE試験が終わってから見学に行くことをオススメします。
病院見学については書くことが多いので、今後追加の記事を書いていきます。
マッチング対策はこの本がオススメです。
私もこの本を購入し、かなり役立ちました。
是非ご覧ください!