お酒を飲むと顔が赤くなる人は注意! 食道癌のリスクが上昇します! 飲酒は控えめに・・・・
ど^^も。
今回は、
お酒を飲むと顔が赤くなる人は注意! 食道癌のリスクが上昇します! 飲酒は控えめに・・・・
について紹介していきたいと思います。
食道癌。
皆さんご存知ですよね。
世界中で8番目に多い食道部にできる悪性腫瘍で、
男性に多く、好発年齢は60〜70歳代とされています。
食道癌の危険因子として、飲酒・喫煙が有名です。
また他にも熱い食事を摂取しすぎることで、食道の粘膜がやられてしまい、
食道癌のリスクが上がります。
初期症状は、無症状が多いですが、モノがしみると訴えられる患者もいます。
進行してくると、嚥下困難・体重減少などが生じてきます。
とまぁ、食道癌とはこんなものですが、
そこまで予後が良い癌ではありません。
どちらかというと、初期症状が出にくいため、
食道癌全切除をした患者の5年生存率はおよそ50%程度です。
歳をとってから食道癌にならないためには、
若い頃からできるだけリスク因子から離れることが大切です。
つまり、飲酒・喫煙を控える!
完全にゼロにはできませんが、少し気をつけるだけでも構いません。
それでは、本題へ。
お酒を飲むと顔が赤くなる人
私自身そういう人です。
アルコールに弱いし、すぐ真っ赤になります。
こんな私が飲酒すると、他の人よりも食道癌のリスクが上がります。
消化器内科の先生にこの話を聞いた時私はビビりました。
マジで自分のことではないか。。。
アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに代謝されます。
このアセトアルデヒドは簡単に言うと、人体にとって毒です。
一般人ならばアセトアルデヒド脱水素酵素によりアセトアルデヒドは分解され、無毒化されます。
だが、私のような、酒を飲むとすぐ顔が赤くなる人は、
このアセトアルデヒド脱水素酵素が不足している、もしくはほとんどないのです。
こうして、アセトアルデヒドが食道に蓄積して、食道癌のリスクが上がると考えられております。
でもまぁ、
お酒は人生から切り離せません。
上司に飲め飲め言われたら、飲まざるを得ません。
友人同士でワイワイしているのに、自分だけソフトドリンクは悲しいです。
禁酒はしなくても構わないと思います。
しかし、節酒は大事だと思います。
つまり、飲み過ぎには注意です。
飲み過ぎたら、Mallory-Weiss症候群やBoerhaave症候群も起こしかねませんしね。
若い頃から飲酒しすぎだ、と感じる人は
是非、内視鏡検査をオススメします。
無症状であっても、食道癌は存在する可能性があります。
内視鏡検査は簡単に日帰りでできますし、値段もそこまでしません。
中年になったら、1年に1度くらいは内視鏡検査をしてはいかがでしょうか。
少なくとも、酒が弱い私は、50代になれば毎年しようと思っています(笑)